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自分の胸ですから

おかしい! なんかヘンだってことは

わかっていたんです。




じゃあ

なぜ病院に行かなかったのか。



私が入院したら、手術したら

その間、誰が子供の面倒を見るの?

このことをずっと考えていたんです。



全てに手が掛かっていました。

学校の送り迎え、

宿題や次の日の準備。

生活の細々したこと。



主人に仕事を休んで面倒を見て貰うのも

現実的じゃないし。



こうなったら

行けるところまでいって、

そのとき考えよう!って


今思えば、何か方法はあったと

思うんです。

だけど、当時はそれが精一杯の

考えでした。




誰かに体のことを話してしまったら、

そこから崩れてしまいそうだから、

誰にも言わず、そっと内に秘めて

痛みや、血、膿と戦っていました。




だからって、

誰かの所為にはしていないです。

自分で決めたことだから。





自分の体より

子供が平穏に暮らせることの方が

ずっと大事でした。



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